生命保険

平均寿命について

平均寿命は生命保険と深い関わりがあります。

平均寿命とは

まずは平均寿命についておさらいします。平均寿命とは、0才が平均で生きられる年齢の事を指します。例えば、仮に日本人の平均寿命は80才だったとしますと、日本人全体の0才の寿命を平均すると80才になるという事です。

同じような言葉に平均余命がありますが、これはそれぞれの年齢を基準に、あと何年生きられるかを平均によって数字化したものです。これを簡易生命表で確認できます。

日本の平均寿命

日本人の平均寿命は2020年は男性81.64才、女性87.74才と年々寿命が延びていました(因みに40年前の1980年は男性73.35才、女性78.76才です)。

先日厚生労働省から発表されました2021年の日本人の平均寿命は、男性が81.47才、女性が87.57才で、ともに10年ぶりに前年を下回りました。

これは新型コロナウイルス感染の影響によるものとも言われています。

世界各国 平均寿命ランキング

世界保健機関(WHO)の報告による、2021年の世界の国別平均寿命ランキングです。

1位 日本

2位 スイス

3位 大韓民国

4位 シンガポール

5位 スペイン

 

日本は世界から見ても長寿国に位置しています。

生命保険との関係

最後に生命保険との関係について説明します。

 

生命保険の保険料は、まず「純保険料」と「付加保険料」に分けることができます。「純保険料」は、保険会社が将来の保険金等の支払いに備えて財源としている部分です。「付加保険料」は、保険会社の営業職員の人件費や、広告宣伝費等の経費の部分です。

また保険料を算出する3つの予定率があります。1つめは、死亡保険料の計算に用いられる「予定死亡率」。2つめは、生命保険会社が商品の設計上、あらかじめ見込んでいる運用利回りを計算する「予定利率」。3つめは保険料に占める、経費の割合を計算する「予定事業費率」。

平均寿命はこの1つめの「予定死亡率」を計算する指標の1つに挙げられます。平均寿命が延びると、基本的にこの部分は指標は下がるため、死亡に対する保険料は下がる傾向にあります。

塚田 友弘
私の一番の願いはお客様に幸せな人生を送っていただくことです!そのなかで欠かすことのできない保険を通じて、皆様の一生涯のパートナーになれるよう努力していきます。保険に関する事はもちろんですが、その他、悩み・疑問など些細なことでも結構ですので、お気軽にお声掛け下さい。
記事一覧を見る