自動車保険について

自動車保険 等級制度について

簡単に自動車保険の等級制度について説明します。

等級制度とは

自動車保険は自動車を運転する上で必要不可欠なものです。万一事故の際は、相手の命や財産を守るのはもちろん、ご自身の命、財産をも守る大切な存在です。

 

その自動車保険では保険料を決める一つの要因として等級制度を採用しています。加入者の平等を保つため、保険を使用しない方は保険料が安く、反対に保険を使用された方は保険料が高くなるような仕組みとなっています。

等級は加入してから1年経過する毎に次回の更新時に等級が変わります。無事故であれば1等級ずつ進み割引率がアップ、事故で使用した場合は事故の支払い要件に応じて等級が後退し割引き率がダウンします。

最初は6等級からスタート

自動車保険に初めて加入する場合は原則として6等級からスタートします。自動車保険上では「6S」とされ4%割増となります。

事故で使用すると翌年以降も等級が割増になる可能性が高いので、事故には十分注意して下さい。

等級は1等級から20等級まで

等級は1等級から20等級(共済保険では22等級まであるところもある)まであります。1等級64%割増、2等級28%割増、3等級12%割増、4等級からは割引となり最大20等級では63%割引となります。

 

実際の等級に応じた割引率はご加入の自動車保険の約款やパンフレットにも記載されていますので、詳細はそちらをご確認下さい。

事故で保険使用したケース

保険期間中に事故を起こして保険を使用した場合は等級が下がります。等級が下がるほど割引率も減少していきます。

実際には保険金の支払する要因によって違いはありますが、基本的には翌年の等級が3等級ダウン、車両保険のみの支払で要因が飛び石や盗難などに限ると1等級ダウンのケースもあります。

 

こちらも詳しくはご加入の約款やパンフレットをご確認下さい。

まとめ

自動車保険は補償内容や年齢条件、車種などでも保険料に違いがありますが、基本的にはこの等級制度が非常に重要となります。

また等級は家族間で引継ぎができたり、増車の際は11等級以上の契約があれば複数所有新規「7S」からスタートできるなど細かいルールが存在します。

 

自動車保険に関しては経験豊富な専属の保険代理店相談することをおすすめします。何かあれば事前にご相談して下さい。

塚田 友弘
私の一番の願いはお客様に幸せな人生を送っていただくことです!そのなかで欠かすことのできない保険を通じて、皆様の一生涯のパートナーになれるよう努力していきます。保険に関する事はもちろんですが、その他、悩み・疑問など些細なことでも結構ですので、お気軽にお声掛け下さい。
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