疾病

「老衰」が死因の第3位に

厚生労働省が「令和2年(2020年)人口動態統計月報年計(概数)の概況」を公表しました。この1年間での死亡数は137万2648人で、前年より8445人減少しました。

死因順位別に見てみましょう。

第1位は悪性新生物(腫瘍)37万8356人

悪性新生物(腫瘍)は一貫として増加しており、昭和56年以降、死因順

位で1位となっています。令和2年の全死亡者に占める割合は27.5%

で、全死亡者のおよそ3.6人に1人は悪性新生物(腫瘍)で死亡してい

ることになります。

第2位は心疾患(高血圧性を除く)20万5518人

心疾患(高血圧性を除く)は、昭和60年に脳血管疾患に変わり第2位と

なり、その後も死亡数・死亡率ともに増加傾向が続き、令和2年の全死亡

者に占める割合は14.9%となっています。

第3位は老衰 13万2435人

老衰は昭和22年をピークに減少傾向が続きましたが、平成13年以降は

死亡数・死亡率ともに増加し、令和2年の全死亡者に占める割合は9.6%と

なり、脳血管疾患に変わり第3位となっています。

その他

第4位は脳血管疾患で10万2956人でした。

脳血管疾患は昭和45年をピークに減少しはじめ、昭和60年には心疾患

に変わり第3位となり、その後は死亡数・死亡率ともに減少と増加を繰り

返しながら減少傾向が続き令和2年の全死亡者に占める割合は7.5%と

なっています。

まとめ

悪性新生物・心疾患・脳血管疾患(三大疾病)は相変わらず死因順位の上

位を占めています、人生100年時代と言われる中で病気とかかわること

も多いでしょう。

健康に気を付けて暮らすことはもちろんですが、万が一病気が見つかった

時、あなたの保険はしっかりと治療を受けれる・暮らしや家族を守れるも

のになっていまか?

 

片岸 登
保険って、「わかりにくい」・「めんどくさい」とよく言われますが、病気・ケガ・事故の際、生活の基盤を崩さない為にも必要な身近なものだと思います。 お客様にその様なお話がお伝えできる様、心掛けていきたいと思います。
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