がんになった時にかかる費用にはどのようなものがあるのでしょうか。治療以外にかかる費用には何があるのでしょうか。
必要な費用
「公的医療保険制度」の対象となる一般的な入院や手術に係る費用でなく、自由診療(=保険外診療)や先進医療を受けた場合にはその費用が、また、差額ベッド代なども必要となります。さらに入院準備にかかる費用や交通費、サプリメント代、また、抗がん剤治療の副作用で頭髪を失った場合にはウイッグ(医療用かつら)の費用なども必要となります。
がんは、働きながら治療する時代になりつつありますが、今までどおり働くことが難しい場合もあります。がんになっても働きたいと思っている理由の一番が、生計を維持するためです。がん患者の有職者のうち、収入が減少したと答えた方の減少割合は、平均4.6割です。
がんになると、医療費等の支出が増えることに加え、今までどおりに働けなくなると、収入が減ることも考えられます。そうなったときに、治療に専念できるだけの十分なそなえはありますか。
加入中の、医療保険やがん保険の内容を今一度ご確認されることをお勧めします。