学資保険について

奨学金の基本

進学のために必要な資金を、無利子または有利子で借りることができる奨学金制度。しかし、借りたはいいけれど返せない・・・・奨学金が原因で破産してしまう方もいらっしゃいます。

奨学金の種類

日本学生支援機構の奨学金には、第一種(無利息)、第二種(利子が付くタイプ)、入学時特別増額付与奨学金があります。

また、地方自治体や民間企業が独自に設けている奨学金もあります。

各新聞社による新聞奨学生制度などもあります。

加えて、大学などでも独自の奨学金制度があります。返済免除される「給付(給与)型奨学金」の制度がある大学も多くあります。

返済について

日本学生支援機構の奨学金の貸与総額は、第一種奨学金なら、144万円~460万円。第二種奨学金なら149万円~1162万円になります。ただし、第二種奨学金の場合は有利子であるため、借入限度が増えるとその分、総返済金額も増えます。

返済がはじまるのは、貸与終了月から数えて7ヶ月後です。

大学生の約半数以上が何らかの奨学金を利用しています。

奨学金を利用すると、返済の義務があります。この義務を履行とした場合、家計に対して影響を与えることになります。

何らかの経済的理由により、奨学金の返済が困難になった場合の対処法があります。「返還期限猶予」「減額返還制度」などです。

また、「一括返済」や「繰り上げ返済」をすることで、総返済額を減らすことができます。

まとめ

奨学金は、原則返済義務があります。返済を滞らせると返済の督促を受けることになり、延滞金が発生することになります。奨学金が、本当に必要なのか、いつ、いくらまで返済することが可能なのかを十分把握して利用したいものです。

また、奨学金を最小限にするためにも、お子様が誕生したら学資保険などの貯蓄も準備しておきたいですね。

多田 明美
妻として、3人の子供の母親としての経験を活かしながら、皆様にとっての人生での大切な場面を一緒に考えていけたらと思います。 誰かに言われるままではなく、しっかりと考えるお手伝いをさせていただきます。
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