火災保険について

台風襲来に備えて

ここ30年間の平均では、年間で約26個の台風が発生し約11個の台風が日本から300KM以内に接近し、約3個が日本に上陸しています。7月から10月にかけてが最も多くなります。

台風情報に対する知識

台風は巨大な空気の渦巻きになっており、地上付近では上から見て反時計回りに強い風が吹き込んでいます。進行方向に向かって右の半円では、台風自身の風と台風を移動させる周りの風が同じ方向に吹くため風が強くなります。逆に左の半円では、台風自身の風が逆になるので右の半円に比べると風速が幾分か小さくなります。

住んでいる所の西側を台風が通る時の方が強風が吹きやすくなります。

風災対策について

家などの建物の弱い箇所の確認補強、飛散しそうな物の撤去をしましょう。

・窓や雨戸をテープやベニヤ板などで補強する。

・野外やベランダで飛ばされそうな物はロープで固定したり、植木鉢などは室内に片付けましょう。

・シャッターは下中央部分が弱いので、土のうを置くなどしてあおられないようにしましょう。

水災対策について

水をせき止め浸入させない、物を高いところに持ち上げ浸水させない、入ってきた水を早く排出させれる様点検しましょう。

・建物の出入り口などに土のうを設置する。

・1階床置き野外置きの物は高所へ移動する。

・構内の排水側溝を点検し、詰まりがあれば清掃しましょう。

まとめ

対策に中には非常用持ち出し物や、非常用の食料・水(3日分程度)の準備も必要です。

また、万が一損害が発生した時は火災保険で補償できます。火災保険の中には風災補償に20万円の免責が設定されている場合があります。20万円以下の損害では保険が使えないということになります。もちろん免責0円という設定の保険もあります。

加入している火災保険の内容を今一度確認しておきましょう。

片岸 登
保険って、「わかりにくい」・「めんどくさい」とよく言われますが、病気・ケガ・事故の際、生活の基盤を崩さない為にも必要な身近なものだと思います。 お客様にその様なお話がお伝えできる様、心掛けていきたいと思います。
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