今月の暑さで熱中症リスクも高まっています。熱中症でもし入院等になった場合、民間の保険での対応を書いてみました。
病気とケガの両方を対象としている医療保険
熱中症はケガではなく病気という扱いになります。
ガン保険などの特定の疾病に限定されたものでなければ病気全般が対象となるものがほとんどで一般的に治療のために入院されると給付金受取の対象となります。
事故や災害による急なケガを対象とした傷害保険(オプション対応)
傷害保険の基本的な保障は「急激かつ偶然な外来の事故」によってケガをした場合にかぎられています。熱中症は靴ずれや車酔い等と同様にこれに該当しません。しかしオプション(特約)を付けることで対応できる商品もでていてリスクの高い傾向の高齢者や夏場の行事参加者用に付帯されるケースが目立ちます。
入院を伴うか通院のみか
医療保険の特約で通院を付けている場合は、退院後の通院を対象としたものがほとんどです。入院を伴わない通院は給付の対象になりません。
傷害保険のオプションの場合は、入院だけでなく通院のみの治療も対象になります。原因や傷病名は限定的ですが給付金、保険金の受け取れる要件は幅広いですね。