行楽シーズンを迎えクルマでのお出かけは楽しみが多い一方で、クルマの盗難が増えるため注意が必要です。
自動車盗難事故実態調査(2017年)
日本損害保険協会では、自動車盗難防止対策の一環として、損害保険会社が2017年11月に保険金を支払った事案(車両本体盗難278件、車上狙い・部品盗難577件)を対象に調査を実施しました。警察庁が発表している車両本体の盗難認知件数は減少傾向にあり、今回の調査でも前年に比べ22件減少となっています。しかし、こうしたなか車両本体の盗難の被害が特定の車種に集中する傾向が強まっています。
盗難される車種ワースト1位はプリウス
1位 プリウス(22.3%と4年連続)
2位 ハイエース
3位 ランドクルーザー
4位 アクア
5位 クラウン
6位 レクサス
7位 キャンター・ハリアー
9位 アルファード・セルシオ
また、車両本体盗難における1件あたりの支払保険金は253.2万円と上昇傾向にあります。
自動車盗難を防止するには
一人ひとりが当事者意識をもって対策を行うことが大切です。
1.バー式ハンドルロックや警報装置の盗難防止機器の搭載。
2.防犯設備の充実した駐車場を利用する。
3.貴重品等は車内に放置しない。
など、複数の防犯対策を講じることが有効です。
また、車両本体だけでなくナンバープレートやタイヤ、ホイールなどの部品狙いにも注意が必要です。
盗難防止ネジなどでしっかり固定するなどして対策をしましよう。
まとめ
車両本体にいろいろと盗難防止機器を付けても万全とは言えません。
万が一の時の為、任意保険(車両保険)の加入をお勧めします。