お車を買い替えた時の車両入替のお手続きについてご説明します。
車両入替って何?
自動車を買い替えたことがある方はもちろんご存知だと思いますが、お車を買い替えた時にはご契約中の自動車保険の登録自動車を、乗り換えられた新しい自動車に入れ替えるお手続きが必要となります。そうすることで、契約中の自動車保険の等級をそのままに新しい自動車へ契約を引き継ぐことができます。(用途車種によっては入れ替えできないことがありますのでご確認ください)
車両入替ができるタイミングは3つあり①買い替え②増車③減車です。この3つパターンごとに分けて内容をお伝えします。このお手続きをうまく活用することで保険料の節約にも繋がります!
車両入替の3パターン
①買い替え
この車両入替は1番わかりやすくシンプルなものです。車を新しく買い替えた時に、自動車保険に加入している自動車を変更します。今現在の自動車の契約を解約して新しい車で契約しなおしたりする必要はありません。
新しい車になったことで契約内容を見直し、補償内容を変更されたりした場合や、車両保険に加入している場合は自動車の本体価格が新しい車になったことで、保険金額が変わる場合に、保険料が変わってきますのでご確認ください。
②増車
車両入れ替えの2つめのパターンは「増車」です。すでにお家に1台自動車があり、2台目を購入された場合。この2台目の自動車の等級は7Sで自動車保険に加入することができます。(1台目の等級が11等級以上の場合)
しかし、例えばこの自動車に乗るのが免許をとりたてのお子様など若い方で、年齢・等級ともに割引が少ない場合、保険料は高くなってしまうことが多いです。そこで、1台目の車に乗っているのが年齢や等級の割引が大きいお父様だった場合、この1台目の契約を2台目のお子様の契約として入れ替え、1台目を新規として7Sで契約します。つまり、本来等級も・年齢も割引の低いお子様の自動車保険が等級の割引を使うことができ、1台目の自動車はいままでよりも等級が低い分、保険料は上がりますが家族内のトータルの自動車保険料は通常加入するよりも抑えることができます。
この増車の車両入替ができるのは、
①車両入替前の契約上の車両所有者
②車両入替前の記名被保険者
③②の配偶者
④②または③の同居の親族
以上の方に限られます。
増車の際はどのような契約が1番ベストか、ご家庭内の契約状況によって異なりますので試算しご提案させて頂きます。
③減車
車両入替3つ目のパターンは「減車」です。2台あったお家の自動車を1台にした、祖父母が高齢のためもう自動車に乗らなくなったなどの場合。ただ手放す自動車の自動車保険を解約するだけではもったいないです。
もし、減らされるほうの自動車の保険の等級が、残る自動車の保険より高い等級の場合は、減る側の自動車保険の車両を残る側の自動車と入れ替えると保険料が安くなります。また、自動車保険を片方、解約する場合は以前お話しした「中断」という制度を使うのがベストです!!
「中断」は、解約した契約の等級を10年間保存しておける制度なので、お子様が大きくなった時などに利用することができ、将来的にお役に立てる便利な制度です。
まとめ
車両入替のお話を3パターンご紹介しました。なかなか複雑でわかりにくいかもしれませんが、うまく利用するとお客様にとって保険料を安くできる可能性が多いです!
今加入されている自動車のご利用状況が変わる時にはぜひご相談ください!