自動車保険について

保険料の主な決定の仕組み

保険料は補償内容、運転者の範囲、ご契約自動車の用途車種、使用目的のほかに、主に次の要素により決定されます。

ノンフリート等級別料率制度

・所有・使用する自動車の総契約台数が9台以下(ノンフリート契約者)の場合は、1等級~20等級の区分、事故有係数適用期間により割引・割増される制度を採用しています。

・新たに契約する場合は6(S)等級となります。また事故有係数適用期間は0年となります。

・11等級以上のご契約に既に加入されている方が、2台目以降の自動車を新たにご契約になる場合で一定の適用条件を満たすときは、7(S)等級となり、複数所有新規割引が適用されます。また、事故有係数適用期間は0年となります。

記名被保険者年齢別料率

記名被保険者を個人、かつ運転者年齢条件を26歳以上補償に設定している場合は、記名被保険者の年齢の応じた料率区分を適用します。

 

型式別料率クラス制度

自家用乗用車(普通・小型)の保険料体系は、車両・対人賠償・対物賠償・傷害の補償内容ごとの「型式別料率クラス制度(1~9クラス)」により細分化され、自動車の型式ごとの事故の実績を反映するものとなっています。この料率クラスは、過去の事故の実績により損害保険料率算出機構が決定し、毎年1回見直しを行っています。お客様ご自身に事故がなく、補償内容が前年と同一の場合でも、料率クラスが上がると、保険料は前年より高くなることがあります。

その逆もあります。

各種割引

ご契約の自動車・ご契約条件によって各種割引が適用されます。

・ゴールド免許割引・新車割引・エコカー割引・福祉車両割引・ノンフリート多数割引・複数所有新規割引・AVS割引・65歳以上優良割引など

まとめ

上記の内容は保険会社や自動車保険の種類によって異なりますが、ノンフリート等級別料率制度や型式別料率クラス制度は、各保険会社が採用している制度です。

また、2020年の1月に行われる自動車保険の改定により、今までの型式別料率クラス(1~9クラス)が(1~17クラス)に変更となり、今まで型式別料率クラスの無かった自家用軽四輪乗用車にも型式別料率クラス(1~3クラス)が導入されます。

型式間のリスクの差をより適切に保険料に反映させるための改定です。

 

片岸 登
保険って、「わかりにくい」・「めんどくさい」とよく言われますが、病気・ケガ・事故の際、生活の基盤を崩さない為にも必要な身近なものだと思います。 お客様にその様なお話がお伝えできる様、心掛けていきたいと思います。
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