生命保険

タバコを吸わない方は保険料が安くなる

生命保険商品の中にはタバコを吸わない方、タバコを止めて一定期間以上経過したが保険料の安くなる料率区分があるものもあります。

非喫煙者料率

一般的に喫煙は健康に悪いと言われています。リスクに見合った引受基準としてタバコを吸わない方と吸う方との保険料に差を付けた、非喫煙者料率のある保険会社、商品が増えている傾向にあります。

主に収入保障保険などの一定期間の死亡保障の商品を中心に終身保険や医療保険、ガン保険でも非喫煙者が割引になる商品もあります。

会社、商品により料率は異なりますが喫煙以外の血圧値やBMI(身長と体重)の要素で健康体や優良体と呼ばれる料率と合わされば、割引料率を適用しない標準体料率に比べ3割以上安くなる商品も見受けられます。

 

非喫煙者の判定方法

1、1年以上タバコを吸っていないことを告知

先ず保険加入の申し込み手続きの中で1年以上(2年以上の商品も有り)タバコを吸っていないか告知していただきます。1年以上吸っていない方は次の検査の進み、1年以内の喫煙されている方は、この時点で非喫煙者料率への道は閉ざされます。

2、コチニン検査での非検出

タバコの煙に含まれるニコチンは、体内でコチニンという名の成分になります。採取した唾液中のコチニンの含有量を測定し判定します。唾液の採取には保険の募集人や嘱託医の面前で行うことが一般的です。

非喫煙者でもコチニンの陽性反応が出てしまう可能性として受動喫煙などの喫煙者との近しい接触が考えられますが、反応が出てしまうと非喫煙者料率の適用は認められません。

加入後の喫煙や、加入前の過去の喫煙歴は

非喫煙者料率で加入した後に喫煙した場合については、契約内容を変える必要はなく加入した時点での内容で継続でき、もちろん万が一の際の保険金の受取りにも支障はありません。

過去1年以上などの定められた期間内での喫煙歴は告知しなければなりませんが、それ以前の喫煙歴については不問です。

保険見直しのきっかけに

生命保険には加入しているが割引になる非喫煙者料率では検討や加入したことがない方やタバコを止められた過去の喫煙者さんも保険料の節約になるかもしれません。

佐賀 誠司
20代前半より地域に根付き、保険業務を通じて地域の皆様に貢献することを自分の使命として活動してきました。今後も対面でのコンサルティングサービスを通じ、お客様の不安や疑問を安心と納得に変える活動をしていきます。
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