7月3日、熱海で約30時間の間に降水量が7月1か月間の約1.6倍もの豪雨となり土石流が起きるなど、大きな被害が発生しました。
日本損害保険協会のホームページに、2020年度に発生した主な風水害等に係る各種損害保険の支払い件数・支払保険金(見込み含む)等の年度末調査が載っていました。
【2021年3月末現在:日本損害保険協会・外国損害保険協会会員会社等合計】
2020年7月豪雨
支払件数(件) 支払保険金(千円)
車両保険(商品車含む) 10,804 13,741,166
火 災 保 険 26,068 84,820,828
新種保険(傷害保険含む) 3,130 6,916,803
合 計 40,002 105,478,797
2020年台風10号
支払件数(件) 支払保険金(千円)
車両保険(商品車含む) 7,390 2,874,895
火 災 保 険 136,401 93,184,410
新種保険(傷害保険含む) 2,611 2,029,059
合 計 146,402 98,088,364
2021年1月7日からの大雪
支払件数(件) 支払保険金(千円)
車両保険(使用品車含む) 4,730 1,287,059
火 災 保 険 63,975 41,555,583
新種保険(傷害保険含む 1,217 2,673,213
合 計 69,930 45,515,855
まとめ
上記の数値は、確定ではなくまだまだ増えそうです。
損害保険金の支払を受けるには、補償の対象となる保険に加入していないとダメです。自動車保険では車両保険、火災保険では風災・雪災・水災などです。中にはせっかく保険に加入しているのに「火災ではないから」と請求をされないケースもあります。
どんな時支払われる保険に加入しているのか、今一度内容を確認しましょう。