損害保険

海外旅行保険に加入できない?

年末年始も近付き、中には海外旅行の予定の方もいますでしょうか?海外旅行保険に加入できないケースを出してみました。すんなりと加入できない場合もあるので早めに準備したいところです。

健康状態

海外旅行保険だけの話ではありませんが、病気やケガの治療の際に保険金や給付金を受け取れるタイプの保険は申込時に告知などで査定を経て契約が成立します。

各保険会社や商品により基準は異なりますが、一般的に重い心臓の疾患はNGであるが虫歯の治療の途中はOKだったりします。

しかし加入は認められても旅行前に既に発生しているケガや病気の治療を旅行先でした場合は補償の対象とならないことがあります。

また高齢者や乳幼児など年齢的な制限で加入できない保険会社や商品コースもあることがあります。

渡航の目的が住居である

一定期間後に帰国する観光や留学、駐在を目的とする人を対象とした保険なので結婚や就職で住居地を移す人は対象外になります。

治安の悪い国や地域

渡航先が戦争中だったり武力行使にさらされているなど治安が極めて悪く危険と判断されるところへの渡航は対象外とされます。

危険度が高いとみられるスポーツなどを行う

渡航先で危険とみなされるスポーツなど行う場合には、加入を断られるか割増保険料での加入など条件や制限がかけられることがあります。例えば

・スカイダイビング・ハングライダー・ピッケル等を使用しての山岳登坂など。

現地で行う予定のあることを保険加入前に確認しておくようにしましょう。

さいごに

告知と査定、支払い条件などは各社で似たような基準はありますが、違う部分もありますので一度申し込んで断られた場合でも別の会社や商品で加入できるということもあります。

出発直前に加入しようとして断られると慌ててしまいますので、余裕をもって加入の可否や条件など時間をかけて確認して加入するようにしましょう。

佐賀 誠司
20代前半より地域に根付き、保険業務を通じて地域の皆様に貢献することを自分の使命として活動してきました。今後も対面でのコンサルティングサービスを通じ、お客様の不安や疑問を安心と納得に変える活動をしていきます。
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