インフレとデフレ
経済には
「好況時は需要が増えて物価が上がる」
「不況時は需要が減って物価が下がる」
という原則があります。
前者を「インフレーション(=インフレ)」といい
需要>供給→物価↑ となり賃金も上昇します。
後者を「デフレーション(=デフレ)」といい
供給>需要→物価↓ となり賃金も低下します。
物価が上がっている!?
・コロナ感染拡大による供給の混乱…
・アメリカの利上げによる円安ドル高…
・ロシアのウクライナ侵攻による原油価格の上昇…
など…日本では景気が停滞する中でも物価が上昇しています。
平均賃金の推移
「終身雇用」や「年功序列」が根強い日本は、「成果主義」である他の先進国に比べ賃金が上がりにくく、過去30年間においても殆ど横ばいで推移しています。
生活や財産をどう守る?
この「物価は上がるけど給料は上がらない!」という状況はこれからも続いていくかも知れません。では、私たちには何ができるのでしょうか?
・節約する
・頑張って給料を上げてもらう
・副業に励む etc…
どれも“頑張らなければできない”ことばかりですね…。
では…どうせなら「お金に働いてもらう」というのはいかがでしょうか?
現在のような低金利の時代、銀行に「預金」しておくだけでは、貯まることはあっても資産はなかなか増えません。
今は「自分で運用して増やす時代」です。
「つみたてNISA」や「iDeCo」などの制度を活用したり、「変額保険」で万一時の保障を確保しつつ、「つみたて投資」でお金を育てていきましょう。