4月は新生活がスタートする時期ですね。進学・就職色々な選択がありますが…親の教育資金準備はこれから「多様化」していくかも知れませんね。
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学生がお金を稼ぐ方法は多様化している?
筆者(50代)が大学生だった約30年前…自宅外学生だった私の生活の糧は「親からの仕送り」と「アルバイト」でした。
これは今も不変のものではありますが…最近の大学生はアルバイトが「インターンシップ」になっていたり、中には学生のうちから「自ら起業」したり「You Tuber」となって収益を上げていく(!?)など、学生がお金を稼ぐ方法も多様化しているようです。
すでに高校での金融経済教育が始まっている
文部科学省の学習指導要領改訂により、2022年4月より高校での金融経済教育が必修化されています。学習する内容は主に以下の7点です。
①家計管理とライフプランニング
②使う(お金の使い方)
③備える(社会保障制度と民間保険)
④貯める・増やす(資産形成)
⑤借りる(ローン)
⑥金融トラブル
これから大人になっていくお子さんは、親世代が持ち得なかった「金融リテラシー」を持った大人になっていくのではないでしょうか?
学生が「投資」を行っている!?
そんな中で今日注目したいのは、大学生のうち男性の14.8%、女性の3.8%が「投資を経験している」というデータです。多いか少ないか感想は人それぞれですが…私は「意外といるんだな!」と感じます。
(出典:2021年4月MUFG資産形成研究所「学生の投資に対する意向調査)
2024年1月からの新NISA口座は18歳から開設できるようになっていますが、その非課税枠を利用して株式や投資信託への投資を行っている学生が少なからずいる!!ということです。
もちろんそれが「学生生活の全ての糧になっている」という訳ではないのでしょうが、社会人になる前からこんな取り組みをしていくことは「金融リテラシーの向上」にも繋がりすばらしいことだと思います。
親の「教育資金準備」の仕方も変わるかも!?
これまでの教育資金準備は…
親:「進学までにつみたてて貯める」
親:「子の在学中も収入から拠出する」
子:「奨学金を利用し就職後に返済していく」
が一般的だったように思われますが、これからは…
親:「進学までにつみたて投資で増やしながら貯める」
親:「大学生の我が子に資金を提供し、自ら投資をさせる」
子:「奨学金は背負いたくない」
(=金融経済教育で「ローン」のリスクを学んでいるから)
になっていくかも知れませんね…。
これから教育資金準備に取り組む若いお父さんお母さんも、お子さんに負けない「金融リテラシー」を持てるように勉強していきましょう!