自動車保険について

自動車保険の保険料改定について

各保険会社は自動車保険の改定を実施および検討しています。

自動車保険の基本

自動車を運転する場合、万一の事故に備えて保険に加入されている方が大半だと思います。基本的に自動車保険は強制保険(自賠責保険)と任意保険に分類されます。

強制保険は自動車を道路上で運転する場合は法律で義務付けされており、必ず加入する必要があります。ただし補償は相手の身体に対するもの(対人賠償)に限られ、なおかつ補償上限も必要最低限になっています。

任意保険は強制保険で不足している部分をカバーする保険となります。具体的には相手の物に対する補償(対物賠償)、ご自身の身体の補償(人身傷害)、ご自身の車に対する補償(車両保険)等があります。

任意保険(自動車保険)の保険料について

任意保険(自動車保険)の保険料は様々な要素によって決まりますが、主なものは以下のものになります。

 

・自動車の車種(型式や年式)

・運転される方の年齢

・補償内容

・等級

 

基本的にリスクが高い車種(事故が多い車や損害額が大きくなる車)は保険料が高く、リスクが少ない車種は保険料が安くなる仕組みで料率によって分かれています。

年齢は10代や20代前半の方、また高齢者が事故を起こす可能性が多いことから保険料が高めになり、30代、40代、50代の方は事故を起こす可能性が全体から見て少ないことから保険料が安めになっています。

自動車保険の保険料改定の動き

近年、損保業界を取り巻く環境の変化が著しくなってきています。主な要因は物価上昇や自然災害の増大に伴う保険金支払いの増加です。このことから、損害保険料算出機構では、保険料水準の引き上げを2023年、2024年と届出しています。これを受けて各保険会社は2025年、2026年と自動車保険の改定に反映していく流れとなっています。

 

このことから、自動車保険の更新の際は保険の内容の見直し等も検討する必要があるかもしれません。保険代理店の担当者と相談の上、自動車保険をご加入ください。

塚田 友弘
私の一番の願いはお客様に幸せな人生を送っていただくことです!そのなかで欠かすことのできない保険を通じて、皆様の一生涯のパートナーになれるよう努力していきます。保険に関する事はもちろんですが、その他、悩み・疑問など些細なことでも結構ですので、お気軽にお声掛け下さい。
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