どちらも保険会社から支払われるお金ですが何が違うのでしょうか?
保険金とは?
被保険者が死亡した場合や保険期間が満了した場合などに、原則1回のみ支払われるお金のことを保険金といいます。
一般的に保険金を受け取ると、契約は終了します。
■保険金の種類
・死亡保険金
・高度障害保険金
・満期保険金 など
給付金とは?
病気やけがで入院や手術を受けた場合など被保険者が保険期間中に生存している状態で保険会社から支払われるお金を給付金といいます。
給付金は受け取った後も保険契約は継続します。
■給付金の種類
・入院給付金
・手術給付金
・がん診断給付金
・先進医療給付金 など
どちらが多く支払われている?
「保険金」は意外と少ない?
当社で1年間に支払われる死亡保険金は10数件で平均単価は400万円弱です。
数千万円の死亡保険に加入している世代は扶養するお子さんがいる40~50代までが多いのですが、日本人が60歳までに死亡する確率は男女合わせても10%以下なので、実際に数千万円の保険金が支払われるケースは少なくなります。
60代以上になると死亡率は上がりますが、その世代は既に大きな保障は必要無くなり、200~300万円の葬儀費用程度の保険を保有している方が多くなります。
「給付金」は結構多いんです!
これに対し医療保険の給付金は年間1.000件以上の支払いがあり、平均単価は15万円位です。
計算上は1日に2~3件は医療関係の給付金が支払われていることになります。
ご来店される方の中には「今まで入院したことも無いんだけど…医療保険って必要なの?」とおっしゃる方もいるのですが、このデータをお伝えすると必要性を感じて頂けることもあります。
最後に
保険商品を選ぶ際、良い募集人さんに出会い良い商品を紹介してもらうに越したことはありません。
でも保険に加入する目的は何でしょうか?
私たち保険代理店や保険会社における最重要業務は保険金や給付金のお支払いです。
万が一のとき保険金や給付金を確実に受け取れるよう、過去の支払実績が豊富なお店や会社を選ぶことも大切です。