先進医療をご存知ですか?
先進医療とは
先進医療とは、厚生労働大臣が定める高度な医療技術を用いた療養のことで、医療技術ごとに厚生労働省から認定を受けた医療機関でのみ受けることができます。
代表的な先進医療
陽子線治療
放射線治療のひとつで、陽子線を対外からがんの病巣に対して照射する治療法です。
からだの深いところへのがんにも対応でき、がんのみに線量を集中させてピンポイントで照射することできます。
重粒子線治療
放射線治療のひとつで、重粒子線(炭素イオン線)を対外からがんの病巣に対して照射する治療法です。
細胞の破壊力は、陽子線や従来の放射線の2~3倍といわれています。
多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術
濁った水晶体と多焦点眼内レンズを置き換える手術です。
従来の白内障の手術は単焦点眼内レンズを使います。
単焦点眼内レンズは、遠くか近くのどちらかにしかピントを合わせることができません。
多焦点眼内レンズの場合は、遠くと近くの両方にピントを合わせることができるため、中間の距離も見えやすくなります。
先進医療の技術料
通常であれば医療機関で診療を受けた場合、公的医療保険が適用され1~3割の自己負担で済みますよね。
しかし、先進医療は、先進医療にかかる技術料については全額自己負担となります。
(通常の治療と共通するする部分(診察・検査・投薬・入院料など)の費用については、公的医療保険が適用されます。)
先進医療にかかる技術料例
技術名 |
1件あたりの平均費用 |
陽子線治療 |
2,716,016円 |
重粒子線治療 |
3,133,672円 |
多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術 |
656,419円 |
〔出展〕厚生労働省第71回先進医療会議資料
平成30年度実績報告(平成29年7月1日~平成30年6月30日)実施報告
まとめ
十分な治療を受けるため、また治療のために貯金を崩さないためにも保険は必要なのかもしれません。
ぜひ先進医療特約をつけられることおすすめします。
最後に先進医療特約を選ぶときのチェックポイントをご紹介します。
①保障の期間
一生涯続くものもあれば一定期間で終了するもの、または更新型のものもあります。
②保障の限度額
先進医療の技術料が全額保障のものもあれば、決められた一定の金額しか保障されないものもあります。
また、通算の限度額も要確認です!
③直接支払サービス
先進医療の技術料を保険会社から医療機関へ直接支払ってもらえるサービスが付いているか。
高額になりがちな先進医療の技術料を立替えることなく直接支払ってもらえれば金銭的な心配が軽減され治療に専念できます!
ご検討の際はお気軽にご相談くださいね。