せっかく加入していた医療保険の「三大疾病」。会社によって保障が違います。保険が下りない・・・ということもあります。
がんの保障
悪性新生物と上皮内新生物。会社によっては、「上皮内がんは除きます」とか「大腸の粘膜内がんなどの上皮内新生物は対象になりません」と約款に明記されています。もちろん、どんながんも区別せず保障の対象になっている会社もあります。
心疾患の保障
心疾患には、急性心筋梗塞のほか、狭心症や心不全なども含まれます。ですが、三大疾病一時金の保障対象となる心疾患について、急性心筋梗塞のみ、としている医療保険が少なくありません。
急性心筋梗塞よりも狭心症や心不全の人が多いというデータもあります。そういう中、幅広く心疾患が対象という会社も増えてきました。
脳血管疾患の保障
3つめの脳血管疾患。これも、脳卒中のみを対象としている医療保険が多いです。もやもや病などのその他の脳血管疾患にも、幅広く対象としている会社も増えてきました。
その他
七大生活習慣病(三大疾病+糖尿病、高血圧疾患、肝疾患、腎疾患)の保障範囲にも違いがあります。肝疾患のうち肝硬変のみを対象としている保険、腎疾患のうち慢性腎不全のみを対象としている保険があります。
まとめ
一般的な傾向として、保障範囲が広ければ負担する保険料は高くなります。コストも比較したうえで、後悔の少ない判断をしたらいいと思います。
ただ、該当すると思っていたのに保障外だったという事態は避けたいところです。