資産形成(年金)について

新NISA

「新NISA」について改めてお知らせします

新NISAの概要

2022年12月23日に令和5年度の税制改正大綱が閣議決定されました。

昨年12月12日付の当ブログにて「新NISA」についてご案内させて頂きましたが、より良く(?)内容が変わりましたので改めてご紹介させて頂きます。

 

以下比較表です。

 

変更内容のポイント

制度の恒久化

現行制度の利用可能期間は「一般NISA」が2023年末まで、「つみたてNISA」が2042年末までと限定されていましたが、「新NISA」では恒久化されました。

 

非課税保有期間の無期限化

「一般NISA」の場合、5年の非課税保有期間を経過すると

 ①売却して換金する

 ②毎年ロールオーバーの手続きをして継続保有する

必要がありましたが、非課税保有期間が無期限となる「新NISA」では、面倒な手続きなく長期の投資が可能となります。

 

生涯利用可能な非課税限度額

「新NISA」では1人あたり1.800万円、生涯利用可能な非課税限度額が設定されます。総枠を「簿価(=取得価格)」で管理するということは、売却により簿価が減少した場合、その減少した分を総枠まで再利用できるということになります。

 

また総枠1.800万円のうち1.200万円までは「成長投資枠」で利用可能です。

「成長投資枠」は購入方法を「積立」に限定していないため、まとまった資金の一括投資にも活用することができます。

 

年間投資枠の引き上げ

年間投資枠が引き上げられます。

 

■現行NISA

 「一般NISA」…40万円/年

 「つみたてNISA」…120万円/年

■新NISA

 「つみたて投資枠」…120万円/年

 「成長投資枠」…240万円/年

 かつ「併用可」のため、合計360万円/年となります。

 

よく聞かれますが…

最近よく「これからNISAを始めようと思っていたが、来年制度が変わるならまだ始めない方がいいの?」というご質問を頂きます。

 

新NISAは現行NISAとは別枠で持てる制度です。投資をしたい…老後のつみたてを早く始めたい…ということであれば、今からでも現行NISAを始めてみられてはいかがでしょうか。

 

西川 智
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