今年2月に医療従事者からスタートした新型コロナウイルスワクチン接種も、高齢者から若年層へと対象が拡大してきました。
64歳以下への接種も進んできました
8月に入り日本の全人口(接種対象年齢に満たない子ども含む)における接種率は、1回目が約4割、2回目が約3割となっているそうです。
筆者自身も7月末に1回目の接種を終え、8月中旬に2回目を予定しています。
副反応があると言われていますが…
ワクチン接種者が増えるに従い、接種後の副反応に関する記事も増えています。
その中で1回目は接種部位の痛み、2回目は痛みに加え発熱・頭痛・怠さが出ることがあると言われています。
私の1回目は、夜から翌日にかけて接種部位の左肩にひどい痛みが出ましたが、2日後にはもう治まりました。
ただ2回目接種後のことを考えるとちょっとドキドキします。
お仕事をされている方は、接種後の体調の変化に備えて仕事のスケジュール調整なども必要かも知れません。
ワクチン接種、保険加入への影響は?
ワクチン接種は告知書によくある「最近3か月以内に医師の診察・検査・治療・投薬を受けた」に該当するのでしょうか?
当店にて取り扱いがある各保険会社に問い合わせてみたところ、告知が必要・不要はほぼ半々でした。
①告知事項に「該当」し「告知が必要」
な保険会社と、
②予防接種を受けたのみの場合や、副反応が出たが医療機関
を受診していない(市販の解熱鎮痛剤を飲んだだけ等)場
合は告知不要
とする保険会社が混在しています。
ほか注意しなければならないのは、副反応が出て医療機関を受診したときです。
この場合告知事項に該当すると思われますが、副反応が継続し治療中の場合は、保険の引受けが不可になる可能性もあるようです。
また副反応の症状(診断名)によっては、完治後であっても引受け不可となるケースも考えられます。
まとめ
新型コロナウイルスに限らず、インフルエンザ等の予防接種を受けることは、「病気でお医者さんに掛かる訳ではないので告知事項には該当しないだろう」と考えている方も多いのではないでしょうか?
保険の告知は将来の給付金の支払いにも影響を与えます。
告知に関する説明をよく読んだり、専門の保険募集人に相談しながら進めるなど、正しい告知ができるように努めましょう。